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保護されたエゾタヌキの子ども 人気集める

えさを求め飼育員の中山さんの元に駆け寄る子ダヌキたち

 おびひろ動物園(柚原和敏園長)で5月に保護されたエゾタヌキの子どもが一般公開され、来園者だけではなく園の公式SNSでも人気を集めている。

 芽室町内で保護された5匹の子どもたちはもともと園にいた大人の「あん」(雌、8歳)と狐狸(こり)舎で共に生活している。狐狸舎に入った当初は子どもたちと「あん」には距離感があったが、今ではお互いに毛繕いをする様子が見られている。帯広で気温が31度まで上がった27日にも、猛暑の檻の中で元気よく走る子ダヌキたちと「あん」の様子が見られた。

 エゾタヌキは夏から冬にかけて毛が生え替わる「換毛」によって姿が大きく変化する。春生まれの子ダヌキたちは現在、夏毛でスリムな姿だが、気温が下がると共にモフモフした姿になる。担当の中山大志さんは「来年はもう大人になってしまうため子ダヌキの頃の夏毛は今の1回しか見れない。貴重な夏毛の姿をご覧いただきたい」と話している。(阿部加奈)

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