12市町村が避難所などを開設
地震による大規模な停電が長引いていることを受け十勝管内の多くの市町村では6日午後に避難所を開設した。非常食の提供や携帯電話を充電する電源の貸し出しなどで住民生活を支援している。
避難所を開設したのは帯広、音更、芽室、新得、鹿追、広尾、大樹、士幌、上士幌、士幌の10市町村。中札内は生活に不安のある人を対象に支援所を開設した。役場で携帯電話充電用の電源を1人30分以内で貸し出している。
このうち、池田町は町総合体育館を開放し、夜間等に生活するのに不安な町民を受け入れる。開放時間は同日午後3時から7日午後1時まで。延べ24人の町職員を3交代制で配置する。村田副町長は「生活難民が出ないように最低限の対応をとる」と話している。
避難所・支援所の場所は以下の通り。
▽帯広=市役所(11階)、とかちプラザ(1階ロビー)、市内コミュニティ
センター8カ所(鉄南・東・緑西・啓北・西帯広・南・帯広の森・森の里)、大
正農業者トレーニングセンター、川西農業者研修センター
▽音更=共栄コミセン
▽芽室=町保健福祉センターあいあい
▽新得=新得消防署、屈足総合会館
▽鹿追=役場
▽池田=総合体育館
▽広尾=コミセン、野塚公民館、豊似農村環境改善センター、音調津集会所
▽大樹=尾田地域コミセン、中島地域コミセン、歴舟地域コミセン、大樹小学校体育館、大樹中学校体育館
▽士幌=コミセン
▽上士幌=認定子ども園
▽中札内=改善センター、上札内交流館
▽更別=社会福祉センター