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自慢のまなびや「馬文化を学ぶ-啓西小」 まちマイ西陵編

 帯広啓西小学校(橋場仁校長)では帯広競馬場と連携し、地域にゆかりのあるばん馬について理解を深めようと、農業体験などを通して馬と触れ合う特別授業を行っている。

 2012年から続く取り組みで、「活力ある学校づくり支援事業」(現おびひろっ子絆支援事業)の一環。NPO法人「とかち馬文化を支える会」と、ばんえい競馬関係者が協力している。

 3年生が毎年5月、競馬場の一角を借り受けた農場で野菜の種を植える=写真。9月に作物を収穫、馬耕を観察する。夏にはばん馬の歴史などの出前授業を受け、来校した馬車に乗ってグラウンドを周回。冬は馬そりで雪原を滑るほか、乗馬と餌やりも体験する。

 同会の旋丸巴専務は「馬は小動物と異なり、力で押さえ込むことはできない。思いやりを持って接することは、情操教育にもつながる」と話している。(石川友史)

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