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ようやく「夏」見頃 帯広市愛国のヒマワリ

大輪のヒマワリの花を手に喜ぶ愛国保育所の園児たち(21日正午ごろ)

 帯広市内の旧愛国駅周辺の愛国ふれあい広場北側で、ヒマワリ畑が見頃を迎えている。訪れた観光客らは、背丈ほどの高さのヒマワリと“ツーショット写真”を撮るなど、夏の終わりの彩りを楽しんでいた。

 観光客らに楽しんでもらおうと、同広場の運営委員会(鬼崎芳彦会長)メンバーら15人で整備。観賞用の品種を、お盆時期に満開を迎えるよう6月中旬には種。7月下旬からの天候不順の影響を受け、予定よりやや遅れての満開となった。「天気が悪く気をもんだが、8月14日に咲き始め、お盆すぎの暖かい日に一気に花が開いた」と管理する堀内勉さん。

 広場の北側、約2500平方メートルの敷地におよそ1万5000本植えられたヒマワリ畑は、蒸気機関車とともに観光客の注目を浴びる観光スポット。散歩で訪れた愛国保育所の近藤陸斗ちゃん(6)は「花が大きくて重たいけど、きれい」と感心していた。ヒマワリ畑は今、8割ほど開花し、9月上旬まで見ごろとなる予定。鬼崎会長は「少量なら自由に摘んで持ち帰り、自宅でも楽しんで」と呼び掛けている。

 正午までの帯広の最高気温は26.0度と2日ぶりの夏日を記録。22日の予想最高気温は24度、23日は約1カ月ぶりの真夏日となる30度の予報。(折原徹也)

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