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1番牧草 各地で収穫作業進む

青空の下で行われている1番牧草の刈り取り作業(26日午前11時40分ごろ、音更町長流枝。塩原真撮影)

 【音更】十勝管内の牧草畑で、今年最初に刈り取る「1番牧草」の収穫作業が盛んに行われている。畜産農家が機械を使って青々と育った牧草を収穫している。

 十勝総合振興局によると、今年の1番牧草は、平年より3日早い14日に収穫がスタート。春先からの好天と適度な雨で、生育は順調に進んでいる。

 年に2、3回収穫される牧草のうち、1番牧草は栄養価が最も高く、牧草サイレージなどして牛に与えられる。

 昨年は6月中旬以降の天候不順で、草の繊維質が柔らかい適期の刈り取りができない畑もあった。飼料用トウモロコシの出来も悪く、粗飼料の品質低下が乳牛の乳量低下を招く結果になっている。

 十勝農業改良普及センターは「今年は品質も比較的良く、収穫量もまずまず。昨年の埋め合わせができればいい」と期待した。収穫作業は7月上旬にかけて行われる。
(安田義教)

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