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ドコモ不通問題「伝送路多重化を」 佐藤常務が説明

 台風10号の影響によりNTTドコモの携帯電話が新得町と清水町でつながらない状況が続いていた問題で、同社の佐藤啓孝取締役常務執行役員財務部長(57)が9日、十勝毎日新聞社を訪れ、原因や復旧状況を説明した=写真。

 佐藤氏は「基地局と基地局をつなぐ伝送路が、橋の崩落などで切れてしまった」と説明。こういった場合、通常は代替の伝送路を通じて通信が可能となるが、「他ルートも被害を受けたため、通信が遮断された」とした。

 現在は両町の基地局と基地局の間にアンテナを仮設置し、マイクロ波(無線)を飛ばしていて、8日午前11時半ごろからは「屋内、屋外を問わずほぼ通常通りの使用が可能になった」とした。その上で「万が一の状況で、一番使っていただけるキャリアでありたい。伝送路の迂回(うかい)ルートを増やすなどの多重化を早急に進める」と改善策を述べた。
(中島佑斗)

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