心温か“絆”昼食会 清水町商工会など3団体
町民に650食提供
【清水】地域の復興を支援し、住民を元気づける「がんばろう! 清水町昼食会」(町商工会、町観光協会、町料飲店組合共催)が18日、ハーモニープラザで開かれた。豚汁や牛とろ丼、スイーツなど約650食分が無料で振る舞われ、住民の笑顔が広がった。
被災した住民同士が近況を語り合う、コミュニケーションの場として企画。共催3団体の会員に加え、それ以外の町内の飲食店などが飲み物や掃除用のタオルなどを無料提供した。
各企業・団体がテント張りのブースを開設。午前11時の開始とともに、家族連れなどがお盆を手に料理などを受け取った。
輪投げなど縁日コーナーもあり、子どもたちでにぎわった。町内の土橋末子(67)さんは息子と共に訪れ、「こんなに多くの料理を頂けて感動した。人の気持ちの温かさを感じ、元気をもらった」と笑顔を見せた。
町商工会の残間一憲会長は「復興の兆しは見えつつあるが、水に苦労している農家も多い。今後も復興に向けて進めていかなければ」と話した。(高津祐也)