とれたて野菜 マルシェスタート
にぎわう「夢の北広場」
JR帯広駅北多目的広場で(夢の北広場)で24日午前10時、十勝産の農作物などを販売する「帯広まちなかマルシェ ウエカルパ」(実行委主催)が始まった。10月までの日曜・祝日、取れたて野菜の直売所や飲食、雑貨販売などのブースが軒を連ねる。
生産者と消費者が直接関わる中で地場産食材の消費拡大につなげようと初めて企画した。「ウエカルパ」はアイヌ語で「集まる」の意。初日は農家や飲食店など20のブースが並び、絵本の読み聞かせなどのイベントも。オビヒロホコテンを楽しむため中心部に繰り出した市民らも足を延ばし、にぎわいに加わった。
自ら育てた野菜を販売する士幌高校の生徒や帯広畜産大学の農業サークル「あぐりとかち」の学生も参加。同サークルは活動を通してつながりのある農家のミニトマトやインゲンなどを販売した。
戸島彩良代表(3年)は「良い農家さん、良い野菜を多くの人に伝えたい」と話した。
山川知恵実行委員長は「十勝のおいしい食べ物などを地元の人に楽しんでもらうのがマルシェの主旨。休日をここでゆっくり過ごして」とPRしている。
開催日は31日、8月21日、9月4、18、19、22日、10月2、9、10日。時間はいずれも午前10時~午後3時。雨天中止。
(丹羽恭太)
◆帯広まちなかマルシェ「ウエカルパ」について
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