札幌で「北海道の宇宙開発展」
「北海道の宇宙開発展」が7日から、道庁本庁舎1階道政広報コーナーで開かれている。3月に大樹町で打ち上げられた道産小型ハイブリッドロケット「CAMUI(カムイ)」の実機をはじめ、道内の宇宙開発の現状や成果が紹介されている。
道と同町、十勝圏航空宇宙産業基地構想研究会、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)の主催。2007、09の両年に続いて開催された。
小型無重力実験装置Ez-Spaceや50メートル級落下塔(無重力実験施設)、同町で行われている実験用大気球の小型模型などを展示。りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台による宇宙の音のDVDも流している。HASTIC事務局長の大滝誠一道工業大名誉教授は「宇宙開発の取り組みが道内で進められていることを知ってほしい」としている。9日午後3時まで。(山下聡実)