フレスポスズランプラザで初の「稲田まつり」23日開催
旧イトーヨーカドー帯広店(帯広市稲田町南8線)が「フレスポスズランプラザ」になって初となる「稲田まつり」が23日に開かれる。夜の盆踊りをメインとし、ヨーカドー時代から続ける店舗と地域の共同イベント。主催する稲田まつり2025実行委員会は「7月にグランドオープンして施設はさらに活性化。まつりで盛り上げたい」と張り切っている。
稲田地区で10年ほど途絶えていた夏の風物詩を新たな場所で復活させたいと、地域有志が同店と共同で2019年に始めた。コロナ禍で中断後、23年に再開。翌年は6月末で同店が閉店することを受け、2カ月前倒しして開催し、約9000人が来場したという。
今回はヨーカドー閉店後、施設にいち早く出店したダイイチ(帯広市)の若園清社長に委員長を依頼。学校法人勤務の岩田博樹さん(53)ら約15人が同委員会に名を連ねている。
会場は北側駐車場。午前11時~午後6時。炭火焼きやステーキ、スイーツなど過去最多の20店以上が出店するほか、縁日などもある。管内高校の吹奏楽、地元のバレエやバトンの発表なども行われる。盆踊りは午後5時半から。参加した子ども先着350人に菓子をプレゼントする。委員最年長の千枝克孝さん(79)は「どの世代も楽しめる。まつりが少しでもエリアの活性化につながれば」と話している。(佐藤いづみ)
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