緑ケ丘公園のボート再開 水辺に笑顔
帯広市内の緑ケ丘公園の売店・ボートが28日に営業を再開した。初日は家族連れらが訪れ、ボートを楽しみ、水辺に笑顔が広がった。
売店・ボートは1981年から市民団体が運営していたが、人手不足などを理由に2022年11月で撤退。23年度は新たな運営事業者が見つからず休止、24年度は市内の事業者が運営して再開したが、赤字を理由に1年で撤退していた。
今年度は市内の個人事業主、旭卓真さん(49)が運営。ボートは30分1000円(インスタグラムをフォローの上、タグ付け・投稿すると30分500円)。売店ではバーベキュー(10日前までの事前予約制)と飲料を販売する。
親子3人で訪れた市内の玉澤正樹さん(43)=学童支援員=、奏太さん(9)=帯広明星小4年=、侑佳ちゃん(5)=さくら保育園=はボートに乗り、「楽しかった」と笑顔を見せた。
旭さんは「子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめるイベントも企画し、皆さんの憩いの場にしていきたい」と話している。
営業は金・土・日曜、祝日の午前11時~午後6時。10月31日までだが、冬場の営業も検討している。(津田恭平)
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