十勝キャンピングカーフェス 21、22日に帯広競馬場で開催
国内外のキャンピングカーが集まる「十勝キャンピングカー&アウトドアフェス2025」が21、22日の両日、帯広競馬場で開かれる。販売店8社が最新車両を展示し、キャンピングカーやアウトドアライフの魅力を発信する。
観光や防災情報も
会場には、約30台のキャンピングカーが登場予定。軽自動車をベースにした「軽キャンパー」から大型のトレーラータイプ、多機能な高級キャンピングカーなどを展示する。十勝管内からは、上嶋自動車(帯広市)とドリーム・エーティー(同)の2社が出展する。
アウトドアブームを背景にキャンピングカーの人気は高く、近年は防災用途での購入を検討する人も多いという。郊外のキャンプ場ではなく、河川敷や公園などアウトドアに対応した施設を利用した「まちなかキャンプ」など新たな文化を発信する。防災意識の高まりを受け、会場には帯広市役所や非常食を扱う食品メーカーの協力で防災コーナーも設ける。
今年で6回目となる同イベント。これまで「北海道キャンピングカーフェス」として開催していたが、十勝の観光や食、防災情報などの発信を強化したいと名称を「十勝フェス」に変更した。
実行委員会の及川利明さんは「最近は自家用車を兼ねたキャンピングカーも増えている。試乗、体験を通じ、便利なキャンピングカーの魅力を知ってもらいたい」と話す。
開催時間は午前10時~午後5時(22日は午後4時まで)。(月森七海)