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現施設で最後の競り 4月移転のホクレン家畜市場

現在の施設で最後の競りとなった乳牛市場(24日午前10時15分ごろ)

 【音更】4月から新施設に移るホクレン十勝地区家畜市場(音更町音更西2線)で24日、現施設では最後となる競りが行われた。

 十勝地区家畜市場(乳牛、肉牛、馬)は、道内7カ所のホクレン家畜市場では最大。建築後39年が経過し老朽化、増加する取り扱い頭数に対応するため近隣の敷地に新施設を建設、4月から会場を移す。

 現施設の最後の競りとなったのは「乳牛市場」で、初妊、経産など約800頭が出場。午前10時から取引が始まり、次々と競り落とされた。JA職員として現施設に通ったという上士幌町の早坂博さん(87)は、「きょうが最後なので久しぶりに来てみた。私にとって職場のような場所、懐かしい。新施設で市場がより活発になることを期待したい」と話していた。

 現施設は全国和牛能力共進会北海道大会(2027年8月)の種牛の部の会場になるほか、地元農業団体の共進会で活用される。(能勢雄太郎)

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