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上士幌の小学1~3年生、体力測定で全国平均上回る

鍬崎さんの指導で運動に取り組む児童

 【上士幌】上士幌町内の小学1~3年生(6~9歳)32人を対象に、体力向上を図るプロジェクト「かみしほろのびのびキッズ」の体力測定が完了した。シャトルランや反復横跳び、立ち幅跳びなど全8項目で全国平均値(2024年度)を上回った。

 同プロジェクトは町教育委員会が21年から実施。20年に疲労骨折をした子どもがいたため、けがをしない体づくりにつなげようと始めた。「ヘルスボディプランニングKUWA-SPORTS」(上士幌)の健康運動指導士鍬崎亮太さんに委託。体を動かす楽しさや運動習慣の確保に加え、地元の少年団への入団につなげる狙いもある。

 プロジェクトでは子どもたちが走る、跳ぶ、投げるといった運動に取り組み、体力向上を目指した。跳び箱や鉄棒などスポーツの楽しさが実感できるメニューを多く取り入れた。少年団と連携してスケートや野球なども体験した。

 初回の体力測定は昨年6月、2回目は12月に実施。平均値は握力が初回11・1キロから11・4キロ(小学1~3年生男女の全国平均11・36キロ)、上体起こしは17・5回から20・5回(同14・83回)、長座体前屈は33・7センチから35・7センチ(同30・56センチ)、反復横跳びは31・3回から37回(同32・30回)、シャトルランは23回から34回(同28回)、50メートル走は10・9秒から10・1秒(同10・6秒)、立ち幅跳びは124センチから133センチ(同127センチ)、ソフトボール投げは10・5メートルから12メートル(同11・0メートル)とそれぞれ向上した。

 鍬崎さんは「スポーツに触れる機会を提供することで、子どもの成長につなげたい」と話している。

 来年度の運動教室の説明会を、19日午後5時45分から町スポーツセンターで行う。

 鍬崎さんへの問い合わせはメール(sportskuwa@gmail.com)。(大健太郎)

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