幕別の冬彩る2400個のランタン
【幕別】幕別の冬を紙袋ランタンで彩る「2025 マクベツ ツナグ ランタン」が22日、町内の明野ケ丘公園と幕別パークプラザの2会場で行われた。町内外から大勢の家族連れらが訪れ、町民手作りの計約2400個のランタンの明かりがつくり出す幻想的な光景を楽しんだ。
5回目の今年は、同公園会場を実行委(坂口利久実行委員長)、パークプラザは町商工会青年部が主体で開催。
同公園内のランタン約1700個は午後5時半に点灯。展望台「ピラ・リ」を幻想的に照らし、頂上からは、「マクベツ」の文字やハート型のデザインも見え、幕別小5年の谷地田楓花さん(11)は「きれい」とカメラを向けていた。
幕別清陵高校の生徒17人も協力。設営や案内を担った他、JA幕別町が用意したインゲン豆のお汁粉の提供を手伝った。2年の野澤昊太(こうた)さん(17)は、「学校の地域連携授業でまちづくりに興味を持った。人生初のアナウンスもうまくいった」とする。
パークプラザは、約700個の紙ランタンを設置。午後6時には、LED電球を入れたビニール製のランタンを空中に浮かべるスカイランタンを行った。(吉原慧)
幕別の冬彩る2400個のランタン