冬休みに学童保育所への昼食提供を試行 池田
【池田】池田町は、子育て支援の一環として、冬休み期間中の学童保育所への昼食提供を試行する。コープさっぽろの協力で、冬休みの3日間、希望者に同社の弁当を実費で提供する。試行後には保護者アンケートを行い、町の補助も含めて本格的な導入について検討する。(澤村真理子)
長期休業中の学童保育所での昼食提供を巡っては、町が「第3期子ども・子育て支援事業計画」の策定に際し、6月に小学生の保護者に実施したアンケートで、6割の保護者が「あったらよい」と回答した。
札幌市などの学童保育所で昼食を提供しているコープさっぽろに町が試行を打診した。同社の道内町村での提供は、池田町と石狩管内当別町が初という。
提供するのは27日(チーズハンバーグ丼)、来年1月8日(メンチカツ丼)、同10日(豚肉の生姜焼き弁当)の3日間で、1食561円。希望者は提供日の4日前の午後3時まで、事業者のウェブサイトから申し込み、支払い手続きをする。
箸やスプーンは各家庭で用意し、弁当容器は持ち帰る。アレルギー対応はしておらず、町ではチラシに記載されているアレルギー表示をしっかり確認することを求めている。町内の学童保育所の登録は94世帯114人。町保健子育て課では「子ども夢基金やふるさと納税を活用した町からの支援も含めて今後検討していきたい」としている。問い合わせは同課(015・572・2100)へ。