毎月10日は「とかち民デー」、駐車場無料や特典も エスタ帯広
JR帯広駅構内の商業施設「エスタ帯広」(辻貴章支配人)は、毎月10日を「とかち民デー」とし、施設を利用した管内在住者に特典を提供する企画を始める。十勝で暮らす人に、エスタの利便性や魅力を知ってもらうのが狙い。(児玉未知佳)
同施設には現在、32のテナントが入居。東館は100円ショップや衣料品店など、西館は十勝を代表する飲食店や物販店で構成されている。「十勝の魅力が1カ所に集まっている施設はなかなかないが、地元の方の認知度はまだまだ低いと感じる」(辻支配人)。管内在住者に施設をアピールし、足を運ぶ機会を増やす目的で企画した。
「とかち民デー」は東西館に入居している飲食や物販などの23店が協力。各店で1円以上買い物をすると対象駐車場が1時間無料になる。また、12店は月替わりで特典を提供する。特典を受けるには身分証など管内在住を証明できるものを提示する必要がある。
初回の今月10日は、レディースアパレル店の「とくら洋品」と「petit(プチ)」が参加。税込み3000円以上購入すると、それぞれの店で次回から使用できる500円分の割引券がもらえる(20人限定)。
辻支配人は「毎月10日はエスタに来たら楽しめる、という印象を付けられたら」と話している。