融雪剤散布はドローン、経費削減も 札内川ゴルフ場で初の試み
【幕別】幕別町地域振興公社(社長・伊藤博明副町長)が運営する札内川ゴルフ場で4日午前、ドローンを用いた融雪剤の散布が行われた。ドローンでの散布は初めての試みで、経費削減などが見込めるという。
同公社によると、例年はJA幕別町に業務委託し、トラクターで散布していた。今年もトラクターでの散布も行いつつ、モバイルパーク札内を運営する町内の「まひた」(酒井雅史社長)にドローンでの散布を委託した。
この日は午前8時ごろからドローンを飛行させ、約3時間かけて約10ヘクタールに融雪剤を散布した。ゴルフ場の担当者は「トラクターでの散布と違い雪の下の芝を傷めないことや、資材代を安く抑えられることが分かった。雪の積もり方で濃度も変えられるので、今後の活用も検討したい」と話していた。(松崎篤嗣)