全道優勝で沖縄旅行 柏葉チーム予選Vで決勝大会へ 建設クイズ甲子園
建設業に関する知識を問う高校生クイズ大会「コンストラクション甲子園(第2回高校生建設業クイズ選手権北海道大会)」の十勝地区予選が14日、帯広市内のとかち館で開かれた。管内の4校から2人一組の計9チームがパネルクイズなどに挑み、帯広柏葉高校の1年生チーム「lol(ロール)」が優勝した。同チームは12月に開催される決勝大会へ進出する。
建設業の若手経営者らでつくる帯広二建会(萩原一宏代表幹事)などの主催。前回の道東3地区から規模を拡大し、石狩、空知など7地区で予選を実施。同日、計77チーム154人が予選突破を目指して競った。十勝地区では帯広柏葉、帯広工業、帯広農業、帯広大谷の4校から18人が参加。問題は、建設工事に使用する防護棚の名称を問う建設関連の設問をはじめ、環境、一般教養、防災の分野から幅広く出題された。
「lol」の田原優弥さん(15)は「難しかったが、建築に関して知る良い機会になった。決勝大会では教材などを見直して挑みたい」、井越創哉さん(15)は「取れるところをしっかり取って優勝したい」と意気込みを語った。
萩原代表幹事は「楽しく建設業について知ってもらうという大会の趣旨は達成できた。lolには優勝してほしい」と話した。
決勝大会は12月9日に札幌市で開催され、優勝チームには沖縄旅行がプレゼントされる。(菊地青葉)