歌やバンド演奏まちなかに響く オビヒロホコテン
帯広まちなか歩行者天国(オビヒロホコテン、実行委主催)の第3週が2日、市内中心部で開かれた。ミュージックサークルによる歌や地元バンドの演奏が会場に響いた。
初参加のミュージックサークル「奏音」(齋藤和美代表)は、生徒16人がそれぞれ歌やバンド演奏でイベントを盛り上げた。昼食後に親子で立ち寄った幕別町の北野喜八郎さん(85)は「近頃帯広に活気がなくなっていたから、にぎわいを取り戻すような取り組みは素晴らしい。音楽を聴いてゆっくり過ごさせてもらった」とほほえんだ。
ハンドメードアクセサリーやおもちゃ類が並ぶ雑貨市には家族連れが訪れ、「天然石つりゲーム」や「くじ引き」などをして楽しむ子どもの笑顔が見られた。
実行委の金澤和彦事務局長は「コロナ前と比べると来場人数はやや少ないが、今日は程よい風で気持ちが良いので、ゆっくり過ごしてくれている」と話した。(児玉未知佳)