ティラノサウルスが”怪走” 着ぐるみ姿の39人 十勝初の珍レース
恐竜「ティラノサウルス」の着ぐるみを着てレースを展開するイベント「第0回ティラノサウルスレースin十勝」が26日、帯広畜産大学の体育館で開かれた。管内外から参加した39人が、スプーンに載せた十勝産ジャガイモを手に元気よく疾走した。
同レースはアメリカでの流行を参考に、全国各地で開催されている。とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)と体操教室などの「ちくだいKIP」が地域おこしの一環として実施した。
予選を勝ち抜いた男女各5人が決勝で競い、「オス」の部は帯広市の長岡紘平さん(14)が、「メス」の部は同市の宮崎実知佳さん(26)がそれぞれ優勝した。
長岡さんは「優勝できてうれしい。夏のレースでも1位を目指す」と笑顔で話した。夫も2位入賞と夫婦で活躍した宮崎さんは「きょうのために生きてきたと言ってもいい。最高です」と冗談交じりに喜びをかみしめた。
長岡代表理事は「レースでまちを元気にしたい。次回は今夏、青空の下で大規模に開催する」と意気込みを語った。(柳田輝)
ティラノサウルスが”怪走” 着ぐるみ姿の39人 十勝初の珍レース