月6・3万円から、帯広駅前のサ高住 来月入居申し込み開始
JR北海道は、帯広駅北口の旧JRイン帯広で改修工事を進めてきたサービス付き高齢者向け住宅「ブランJR帯広駅前」の入居募集を7月2日から開始する。入居戸数は全49戸で、入居開始は10月。募集開始に合わせ、現地モデルルームの見学会も行う。
JR北海道によるサ高住「ブランJR」シリーズの展開は、2012年3月に開業した「札幌」を皮切りに、小樽市の「小樽築港」札幌市の「手稲」「北12条東」「桑園」の計5棟を展開している。
帯広では、旧JRイン帯広を改装した初めての物件で、駅前という立地を生かし、徒歩圏内に総合病院や公共施設、商業施設などが近くにあるなど、利便性の高さが特徴。
建物は鉄骨鉄筋コンクリート造り9階建てで、延べ床面積は約4411平方メートル。1R(ルーム)21戸、1LDK14戸、2LDK14戸。共用部分には大浴場や食堂がそろう。
7月2日の入居受け付けと合わせ、現地モデルルームの見学会(完全予約制)も2、3、9、10、16、17、18日に実施する。
問い合わせは、ミサワホーム北海道(011・823・0330)へ。
(完戸雅美)
好立地が特徴 内装は白基調
サービス付き高齢者住宅「ブランJR帯広駅前」のモデルルームが28日、報道陣に公開された。白を基調としたシンプルな内装と、サ高住としてはゆとりある居住スペースで、設置者のJR北海道は「駅前という立地の良さが最大の特徴」と話している。
9階建てのうち3階以上が居住スペース。室内はバリアフリー仕様で、各室にミニキッチン、洗面台、風呂、トイレ、洗濯機置き場が設置されている。また、寝室には緊急呼び出しボタンを設置したほか、居住者に配慮し、コンセントは通常よりも高く配置している。
2階には食堂と大浴場を完備。朝と夜の2回、食事を提供する。大浴場は男女入れ替え方式とする。
家賃は月額6万3000円~11万2000円。このほか管理費や共益費、水道料金、食事代などが毎月発生する。
(完戸雅美)