市内中心街に彩り イルミネーション点灯式
帯広市中心部の冬を彩るイルミネーションの点灯式が27日、JR帯広駅北口で開かれた。サンタクロースに扮(ふん)した子どもたちが点灯ボタンを押すと一斉に明かりがともり、ぬくもりのあるオレンジ色の光が辺りを包んだ。
今年で20回目。駅北や藤丸前、平原通などに約8万個の電球を取り付けた。点灯式は昨年に続き、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して開催した。
点灯式では、主催する「おびひろイルミネーションプロジェクト実行委員会」の見子雄一委員長が「関係者の熱意と工夫で今年も開催できた。イルミネーションの光が永遠に輝きますように」とあいさつ。池田高吹奏楽部が演奏を披露し、帯広市や帯広商工会議所などの関係者7人と、キッズサンタ8人が点灯ボタンを押した。
キッズサンタを務めた矢柳芽生さん(音更鈴蘭小2年)は「クリスマスが楽しくなるようにと思ってボタンを押した」と笑顔を見せた。イルミネーションは来年2月23日まで。(津田恭平)