ワイン城で平日限定の「ミニワイナリーツアー」 池田
【池田】一般社団法人いけだワイン城(村田政宣理事長)は、月・水・金曜限定で無料のガイドツアーを行っている。十勝ワインの誕生秘話や普段は見ることのできない施設の裏側を知ることができる。
「ミニワイナリーツアー」と題し、ワイン城のリニューアルオープン(昨年6月20日)1年を記念した取り組み。ワイン城1階のブランデー蒸留室や地下の熟成室、ワイン城東側のC倉庫内にある瓶内2次発酵に国内で初めて成功したスパークリングワイン製造施設のうちいずれか2カ所を約30分かけて見て回る。
5日のツアーには十勝管内外から14人が参加。同法人の桑原瑞恵さんがガイドを務め、C倉庫と熟成室を案内した。夫婦で旅行中に立ち寄った大阪市の間島隆之さん(64)は「自治体が運営するワイナリーがあることを初めて知った。まちぐるみの取り組みは素晴らしい」と感嘆し、妻しず子さん(59)も「極寒の地でも品種改良を重ねてブドウの栽培を続けてきた努力に感動した」と話していた。
午前11時からと午後2時からの2回実施。各回定員10人で、当日にワイン城1階のインフォメーションで申し込む。問い合わせは同法人(015・578・7850)へ。(小縣大輝)