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ナガイモの春掘り作業スタート 帯広市

冬の土の中で大きく育ち、次々と掘り出されるナガイモ(8日、新井拓海撮影)

 JA帯広かわにしなど管内9JAで生産する「十勝川西長いも」の春の収穫作業が8日、始まった。畑の中で越冬したナガイモが次々と掘り出された。

 十勝川西長いもは通年出荷のため秋と翌年の春に分けて収穫している。2019年産の全体出荷量は2万2476トンで、約半分が新品種「とかち太郎」に切り替わった。このうち春掘りの比率は45%程度となっている。

 帯広市川西地区の大塚知輝さん(41)の畑では1ヘクタール分を掘り出す予定で、8日午前に作業を開始。家族やパート作業員の計9人が約1メートルの溝からナガイモを掘り出し、並べていった。

 今年は1月中旬ごろまで雪が少なく凍害が心配されたが、大塚さんは「凍結は気になるほどではない。一冬を越して、より甘いナガイモが収穫できた」と話していた。

 十勝川西長いもは国内の他、米国、台湾、シンガポール、カナダに輸出されている。(中島佑斗)

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