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光影内にカフェ開店 スープやクレープ販売 広小路商店街

具だくさんのクレープを手に来店を呼び掛ける田島店主

 帯広市内の広小路商店街のコワーキング・イベントスペース「光影」(矢田部幸永マネージャー)内に、カフェ「jirujiru-pantry」(ジルジル・パントリー)がオープンした。パソコンで作業しながらスープやクレープなどを楽しめるほか、テークアウトもできる。

 チョコバナナ、焼プリンなどのクレープ(各200円)、ツナやチキンなどのごはんクレープ(各300円)、具だくさんのスープ(150円~)を、提供する。

 店主の田島香代子さん(50)は東京出身で、飲食店に12年間勤務。結婚後、バイクで北海道を旅し、十勝の自然と都市部のバランスに引かれ、1997年に帯広に移住した。

 子育てが一段落したことから、光影の一角を借りて開店した。10月末まで同所で営業し、その後の展開は検討中。

 店名は田島さんのあだ名「ジル」と、食料庫やキッチンを意味する「パントリー」から付けた。7日にオープンし、スペース利用者から体に優しい料理を食べられると好評だ。スープの具材のゴボウやニンジンなどは十勝産を使用している。

 田島さんは「子どもが小遣いを握りしめて買いに来るくらいの値段に設定した。1人で営業しているので温かい目で見守ってほしい」と話している。

 平日の午前11時~午後4時。同所内で食事する場合は1時間200円。(本田龍之介)

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