帰省ラッシュ始まる 帯広駅で家族ら出迎え
お盆を十勝で過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えている。札幌からのJRや都市間バス、東京-帯広間の空の便は朝から満席の便が多くなっており、JR帯広駅でも久々の再会に笑顔を見せる家族らの姿が見られた。
帯広駅では11日午前、札幌から帯広への特急列車が3本到着。列車はいずれも満席で、家族らが駅内で到着を待った。札幌市の佐々木優斗君(11)=小学6年=はいとこの元を訪れるため、小学3年の弟と2人で「スーパーとかち1号」に乗り、午前11時ごろ到着。2人だけで帯広に来たのは初めてで、「少し疲れたけど、着いてよかった」とほっとした表情。迎えた叔母の佐々木恵さん(41)=帯広市=は「豚丼を食べさせたり、ホコテンのイベントに連れて行ってあげたい」と笑顔で話していた。
JR北海道によると札幌発は13日ごろまで混み合う。帯広-札幌間の都市間高速バス「ポテトライナー」も13日までほぼ全便満席。日本航空とエア・ドゥの帯広へ向かう空の便も、14日まで混み合っている。
札幌行きのJRやバスは14、15日、東京行きの飛行機は16~19日ごろの便が混み合っている。(中島佑斗)