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クリスマス・キャロル熱演 obiカル14回目公演

表現力豊かな歌と踊りで観客を魅了したミュージカル

 おびひろ市民ミュージカル(通称・obiカル、小林弘明実行委員長)の第14回公演「クリスマス・キャロル」が25日、帯広市民文化ホール大ホールで開かれた。表現力豊かな歌や躍動感あふれるダンスで、約1100人の観客を魅了した。

 obiカルは2003年に活動を開始。出演者や運営スタッフは市民公募で、今回は約70人が集まった。出演者は小学生~大学生が中心で、最年少は4歳。

 原作はイギリスの作家チャールズ・ディケンズで、劇団ほうき座(帯広)副代表の窪田稔さんが脚本、obiカル副実行委員長の黒田勝史さんが演出を担当した。

 けちで冷たい主人公スクルージが、3人の幽霊とともに自分を見詰め直し、優しさを取り戻していく物語。クリスマスに起きた奇跡を、出演者は生き生きとした演技で表現した。

 次回は来年12月、同ホールでディケンズ原作の「オリバー・ツイスト」を公演する予定。来年2月から、出演者を公募する。(池谷智仁)

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