越冬野菜に列 帯広の森市民農園
根菜や豆類、漬物用野菜などを生産者が直売する「越冬野菜市」(みどりの村振興公社主催)が6日朝、市内の帯広の森市民農園・サラダ館前で開かれた。大根やかぼちゃ、パプリカなど目当ての品に大勢の客が並んだ。
6月から10月まで、毎週日曜に同所で朝市を開いてきた生産者の有志が集まり、その年の締めくくりとして越冬野菜市を開催している。
この日は昨年より1戸少ない8戸の農家が出店。それぞれが持ち込んだ新鮮な野菜に、来場客約150人が販売開始前から列をつくった。
市内の細川美与子さん(60)は「6月から毎回来ている。ニンジンを購入したが、新鮮なので日持ちがする」と話していた。
(草野真由)