横山参院議員ら農業被害を視察
公明党の横山信一参院議員と佐藤英道衆院議員は4日、台風10号による農業被害の視察で、管内JAの組合員が所有する畑などを見て回った。
訪問したのは、JA清水・新得町・めむろ・帯広かわにし・足寄の5JA。JA北海道中央会やホクレンの職員らが同行した。
JA帯広かわにしでは、有塚利宣組合長らの案内で、戸蔦別川の氾濫で被害が出た清川町の小豆畑や果樹園などを視察。有塚氏は、畑に堆積した流木や土砂を指さしながら、「これほど大きな災害は、過去に例がなかった」などと報告した。
横山氏は「農地の復旧には時間がかかる。中央会への支援要請も含めて対応を考えていきたい」、佐藤氏は「十勝の農業は中核的な役割を担っている。再生産が可能になるように、さまざまな案を検討したい」と話した。
(安倍諒)