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地元の豆をアートで発信 小栗さん まちマイ本別

丁寧に豆に色づけなどを行う小栗さん

 小栗電器店社長の妻で、自宅にアトリエ「HANDY ARTさち」(町南1)を構える小栗幸子さん(64)は、特産の豆を使った小物作りの名人だ。

 ネコやサルなど愛らしい小物は一見、材料が豆と気付かないほど。形や柄を生かし、ボンドで隙間を埋め、貝殻や流木などに貼り付けていく。大きな作品は完成に3日かかるという。

 使うのはとら豆や花豆、大豆、小豆など。出来上がりを思い浮かべ、豆の組み合わせを考える。「とら豆は猫の柄、花豆は動物の胴体などに適している」と小栗さん。アート用に使う豆の量は年間20キロにもなる。

 帯広のカルチャー教室で押し花などを教えていた。小物を作り続けて30年。「今では制作のほとんどが豆アート」と笑う。作品はイトーヨーカドー帯広店1階リビング売場、十勝川温泉第一ホテル、ホテル大平原のお土産売場でも扱っている。(斉藤道子)


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  • 豆に丁寧に色づけなどをしていく小栗さん

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  • 豆を使って作った作品の数々

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