創業時からの木箱「渋谷醸造」 関原探検隊(2) まちマイ本別
もろみ木箱は昭和初期製-渋谷醸造
1933(昭和8)年創業の渋谷醸造(共栄14、岡田清信社長)に、創業時から使われて道具がある。
もろみからしょうゆを搾り出す圧搾(あっさく)という工程で使う大きな木箱。本州方面で通称「船」とも呼ばれる。幅1メートル、高さ1メートル、奥行き2メートル、厚さ10センチほどの板で作られ、それぞれの面が1本の木から切り出されている。
「ここまで長く使い続けていられるのは頑丈で壊れないから」と杉岡秋光工場長。愛着深い道具がこだわりのしょうゆを生み出している。
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