お盆のＵターン本格化、交通機関混雑
駅ホームで別れを惜しむＵターンの乗客ら（ＪＲ帯広駅、１５日午前１１時１５分ごろ、金野和彦撮影）
お盆を十勝で過ごした人たちのＵターンが１５日、本格化し、札幌行きの都市間バスや、東京行きの空の便はほぼ満席となった。ＪＲも一部で満席となり混雑している。各交通機関の混雑は１７日まで続く。
ＪＲ帯広駅によると、札幌行きの特急（スーパーおおぞら、スーパーとかち）は１５日午後の列車が一部満席、１６日も満席の列車が目立つ。１５日は午前中から、土産や大きな荷物を手にした家族連れが多く、ホームや改札で別れを惜しんでいる人もいた。
茨城県在住の会社員瘧師英利さん（３２）は、妻歩さん（２９）と長男怜ちゃん（３）と一緒に芽室町の英利さんの実家に帰省。「ベアマウンテン（新得）などに行った。子供もいとこと遊んで満喫していた」と笑顔を見せた。
空の便は、帯広発東京（羽田）行きが１５、１６の両日で全便ほぼ満席になっている。混雑は１７日も続く見通し。都市間バス「ポテトライナー」は、１７日まで増便対応しているが、１５、１６日の帯広発便は、ほぼ満席で混み合っている。（山岡瑠美子、池谷智仁）
