しばれフェスで初の婚活イベント　陸別

実行委員会の男性とバルーンマンションの設営作業を行う婚活イベントの参加者

　【陸別】しばれフェスティバルの会場づくりを通じて、実行委員会の男性らと交流する婚活イベントが５日、始まった。

　「極限の寒さの中での共同作業を通じて、相互理解を深めよう」と初めて企画。兵庫や山梨、東京などから２０～３０代の独身女性６人が参加する。

　この日は５人が参加。自己紹介を行い、男性は多少照れた表情で「イベントを楽しんでください」と語りかけ歓迎した。

　この後、早速会場でバルーンマンションの設営作業を体験。男性１０人に要領を教わりながら、氷点下の寒さの中で楽しそうに噴射機で水をかけた。

　これまで東京以北に来たことがないという岐阜の介護士女性（３０）は氷点下の世界を初めて体験。「日本一の寒さを経験したくて参加しました。とても寒いけれど作業は楽しい。守ってくれるような頼りがいがある男性と出会えれば」と話した。

　作業後は会場内のイベントセンターで交流会も行われた。６日には農家やスケートリンク、スノーパークゴルフ場などを見学、残る１人も合流した。イベントは８日までで、フェスティバル当日は「ジャンボパチンコ」の受け付けなどを行う他、一部は人間耐寒テストにも参加する。
（鈴木裕之）

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