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幻想的にたいまつ滑走 メムロスキー場

光のシュプールを描いたスキースクールのたいまつ滑走(17日午後5時半ごろ、金野和彦撮影)

 【芽室】明かりを持ってゲレンデを滑る「たいまつ滑走」が17日夜、メムロスキー場(町中美生)で行われた。ナイター設備を消した中で、左右にターンしながら連なって滑り下り、幻想的な雰囲気をつくりだした。

 この日開かれた同スキー場感謝祭の最後を飾るイベントとして実施。多くの来場客がスキー場の下から滑走を見守った。

 火の付いたたいまつを持って滑ったのは、同スキー場で活動するめむろスキースクール(川田一幸校長)の講師35人。アップテンポな音楽に合わせ、約800メートルのAコースを連なって滑る「トレーン」を披露した。川田校長は「ぶっつけ本番だったが、下りてくる速度に気を付けながら滑り切れた」と話していた。

 友人と2人で来場した帯広市の会社員田村英樹さん(29)は「たいまつ滑走を知らずに来たが、とてもきれいで良い思い出になった」と喜んでいた。(深津慶太) 

関連写真

  • たいまつを持って滑り降りたスキーズクールの講師たち(17日午後5時半ごろ、金野和彦撮影)

    たいまつを持って滑り降りたスキーズクールの講師たち(17日午後5時半ごろ、金野和彦撮影)

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