高校生が新年祝い書道パフォーマンス 藤丸
十勝管内9高校の書道部による「書き初め2015~パフォーマンス書の展」(実行委、藤丸など主催)が2日、藤丸7階で始まった。各校書道部員が音楽に合わせて豪快に書をしたため、新年への思いや決意を表現した。仕上がった作品は同階のEホールに展示される。
2日は帯柏葉高と江陵高の書道部がパフォーマンスを披露。柏葉高書道部(東采紋=さあや=部長、部員63人)は、1・8メートル×10メートルの紙に「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」と迫力あふれる文字で書いた。リズムに乗った部員の勢いのある筆さばきに、観客は終始くぎ付けに。東部長は「龍のように力強く羽ばたくという縁起の良い熟語。お正月から勢いのあるパフォーマンスができて良かった」と笑顔で話した。
江陵高書道部(会田柊斗部長、部員23人)は「百花繚乱」の文字や今年のえとの「未」を水墨画で表現。墨の濃淡鮮やかな作品が完成した。会田部長は「練習の成果を出し切れた。目を引くように一生懸命書いた」と話していた。
3日は帯南商、帯大谷、音更高校が出演。4日は帯三条、池田、芽室、帯北高校が午前11時から披露する。また、会場では管内高校11校の書道部による大書作品展が6日まで開かれている。(松田亜弓)
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