帯広東幼稚園で防火寸劇 桜華分団
秋の火災予防運動(31日まで)に合わせ、帯広市消防団の女性分団「桜華分団」(秋元小夜子団長、団員21人)が20日、帯広東幼稚園(新田成子園長)を訪れ、年長児49人に防火演劇で火事の怖さを伝えた。
幼少期から防火意識を高めてもらうことを目的に、2005年から火災予防運動期間などに市内保育所や幼稚園などで行っている。
子供役の団員が火遊びをして火事を引き起こしてしまう想定で、避難の仕方などを教えた。学んだことを聞かれた園児たちは「火が出たら外に逃げる」「おもちゃを取りに戻らない」「体を低くして逃げる」と元気に答え、教えを胸に刻み込んだ。
同本部では期間中、子供の火遊びによる火災を防止するため、消防庁舎や各出張所などで不要なライターを回収している。(丹羽恭太)