たんぽぽの会が家族キャンプ 更別
【更別】支援が必要な子供たちの保護者でつくる「たんぽぽの会」(白岩聖子会長)の「家族キャンプ」が12、13日、更別小学校で開かれた。札幌を中心に活躍する大道芸人Kuroさんを招いてのジャグリングパフォーマンスが行われ、一般の村民も招かれて楽しい時間を過ごした。
家族キャンプは3年目。支援が必要な子供と家族が同校校舎で共同生活し、レクリエーションやバーベキュー、キャンプファイアなどで親睦を深める。今回は更別ライオンズクラブ(堂場聡志会長)の支援も得た。
会員家族約30人が参加。家庭科室で地元の「パン舎」の吉田美佐子社長が手作りパンを指導し、和気あいあいとパンやバター作りに励み、おいしく味わった。続いて体育館に村民や同クラブの高橋清美幹事長、同校教職員らも加わって60人以上が集まり、ジャンピングシューズを着用したKuroさんが空中を歩くように登場。
ボールやクラブ、箱などを使ったジャグリングや、はしごを立て掛けずに小刻みに動かしながら昇降する芸や手品などを豊かな表情と巧みな話術を交えて披露。子供たちからは「すごい」「どうなってるの?」と驚きの声が上がった。(大笹健郎)