陸別の夜空に1500発の大輪 管内外からの来場者楽しむ
【陸別】「第13回ふるさと銀河線りくべつ鉄道まつり」(陸別町観光協会主催)が20、21の両日、陸別町内の緑町サッカー場や陸別駅構内、駅前多目的広場で開かれた。打ち上げ花火や縁日、特別列車運行、ステージショーなど多彩な催しで来場者を楽しませた。
花火大会(同町観光協会、十勝毎日新聞社主催)は、前夜祭と銘打たれた20日の午後8時から「銀河鉄道999」の楽曲に合わせて開幕。4部構成でスターマインなどが次々と打ち上げられ、1500発の大輪が夏の夜空を彩った。最後は黄金色の「錦冠(にしきかむろ)」で締めた。
車窓から花火が観賞ができる「花火列車」も運行し24人が乗車。車内では天井にプラネタリウムを投影し、りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台の中島克仁主任主査が、天の川や七夕の織り姫、ひこ星(ひこぼし)など夏の星座を解説。その後、花火が打ち上がると「たまや~」と声が上がった。花火を背景にスマートフォンで撮影するなど、暑い夏の夜を満喫した。
川崎市から旅行で訪れた竹内茂さん(73)と恭子さん(67)夫妻は、「座って見られたのが良いね。花火の距離も近くてとても素晴らしかった」と笑顔で話した。(津田久美通信員)
夜空に1500発の大輪 ふるさと銀河線りくべつ鉄道まつり