コミバス札内 増便へ 15枚つづり回数券も 幕別
【幕別】コミュニティバス(コミバス)を運行する町地域公共交通確保対策協議会(会長・川瀬俊彦副町長)の分科会は、住民要望に応えて札内線にバスを1台増便、1000円で15枚の回数券を販売する案などをまとめた。来年1月の協議会で決定すれば、来年10月以降に実施する予定。
21日に町役場会議室で開かれた第3回分科会で、9月に行った住民アンケートの結果を踏まえて決めた。
札内線は、バスを1台増やすことで順回りと逆回りの便を同時に運行し、買い物での往復利用などをしやすくする。
要望のあったコープさっぽろさつない店(札内豊町43)の前に停留所を設置する。
幕別線は、フクハラ幕別店(町錦町20)での停車や旭町東団地、南町、宝町、緑町の平和通以南を通る運行とした。
回数券は従来の1000円11枚から、1000円15枚と500円7枚の2種類を用意し、バス利用を促す。
分科会の林郁男会長は「活発な意見交換ができ、利便性の高いコミバスとなるような案となった」と話している。
コミバスは幕別本町を回る幕別線と札内地区を回る札内線の2路線を各1台のバスが巡回。買い物や通院などに活用されている。運賃は中学生以上100円。(松村智裕)