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春耕 まるで絵画

まだ雪の残る日高山脈を背に進むビートの移植作業(1日、帯広市大正町で。新井拓海撮影)

 日高山脈を背景に、畑の中をトラクターが慌ただしく動く光景が十勝管内のあちこちで見られるようになった。先週末の降雪で白さを残す日高山脈と、耕された畑の茶色のコントラストが、この時期だけの絶景をつくっている。

 十勝では、大型連休の時期はビート苗の移植やジャガイモの植え付けなど春の農作業がピークとなる。1日には帯広市大正町の畑でビートを移植するトラクターと真っ白な山並みが重なり、絵画のような景色を見せた。

 帯広測候所によると、2日朝は気温が下がり、音更町駒場で3月下旬並みの氷点下5・5度を観測した。昼は気温が上昇し、正午現在の帯広は平年並みの14度だった。3日は暖かい南風が入り、気温が上がる見込み。

 同測候所は「今季一番の暖かさで行楽日和になりそう」とし、今年初めて最高気温が25度を超す「夏日」になる可能性もあるという。

 週間予報では、4日は気圧の谷の影響でまとまった雨になり、6、7日もややぐずついた天気になる見込み。(関坂典生、安田義教)

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