上士幌で田舎暮らしを、札幌「フォーラム」でＰＲ
上士幌の暮らしについて話すパネリスト。左から菅井さん、小林さん、草野さん、竹中町長
【札幌】「上士幌町から～田舎暮らしを考えるフォーラムｉｎ札幌」（上士幌町、同町交流と居住を促進する会など共催）が２８日、札幌ガーデンパレスで開かれた。道内外から約５００人が参加し、トークショーなどに聴き入った。
上士幌の生活や文化、自然など魅力を発信し、同町への関心を高めてもらう目的。１４日の帯広に続いての開催となった。
トークショーでは、６年前に地元兵庫県から札幌に移住した女優の千堂あきほさんが体験談を披露。「東京にいたときとは時間の流れが違う。上士幌や十勝は以前から行きたい場所で、将来は田舎暮らしを選ぶかも」と話した。
続いて気象予報士の菅井貴子さん、東京出身で同町に移住したゴーシュ羊牧場経営の草野愛子さん、ファイナンシャルプランナーの小林信之さん、竹中貢上士幌町長でパネルディスカッションを展開。菅井さんは「上士幌は気温が低いが、冬の体感的には地元の横浜の方が寒い」、草野さんは「田舎は排他的で人間関係が濃密など敬遠されがちだが、上士幌は移住者が多く、なじみやすいネットワークが充実しており、安心」などと述べた。
会場では上士幌の特産品販売や住宅、子育てなどの相談ブースも並んだ。
（浅利圭一郎）
