ふるさと納税返礼品を職員が動画で紹介 芽室インスタグラムで発信中
【芽室】芽室町は、公式インスタグラムのアカウント(tokachi_memuro)で、町職員が出演したふるさと納税返礼品の紹介動画を公開している。投稿内容は芽室の特産品と町の魅力でもある「人」をテーマにした。寄付額の拡大を目指している。
町のふるさと納税寄付額は過去5年間、右肩上がりで増加。2023年度は約4億5000万円だったのが、24年度は4割増の約6億2000万円となっている。
これまでは主にSNSへの画像投稿や、過去の寄付者へのチラシ送付で情報を発信していた。今年度は広告会社イースト・デイリー(札幌市)に動画撮影や編集などの業務を委託し、発信力を強化した。
動画には、特産のスイートコーンがプリントされたTシャツを着た町魅力創造課の職員6人が出演。返礼品の調理方法、味の感想、生産現場の様子などを約1分間でまとめた。
町の雰囲気も伝えるため、各職員の人柄やキャラクターを前面に押し出した編集となっている。7~10月に10本を投稿し、これまでの総再生数は5万回となっている。
同課の担当者は「専門業者の協力で、統一感があり、芽室のイメージが伝わる動画になった」と強調。「今回の撮影で集まった素材を活用し、納税の駆け込み時期となる年末に向けて、違う形での情報発信を考えたい」と話している。(近藤周)









