建設業の二世ら発展願う 帯広二建会の70周年記念祝賀会
十勝管内建設業の若手経営者らでつくる帯広二建会(藤原將智代表幹事、会員25人)は3日、帯広市内の北海道ホテルで、70周年記念祝賀会を開いた。関係者44人が出席し、さらなる発展を願った。
同会は1955年、建設業の2世らが親睦を図るとともに、次の代を見据えて互いの研さんを積む目的などから組織された。同会によると、同様の会としては道内最古という。
これまで、多様な研修や地域貢献活動を行ってきた。最近では2022年、高校生がクイズ形式で建設の知識を競い合うイベント「コンストラクション甲子園」を初めて開き、以来、毎年開催している。
この日は、池田高校吹奏楽部によるパフォーマンスに続き、藤原代表幹事が「次の80年、90年、そして100年に向かって頑張っていきたい」とあいさつした。
その後、同会OBで帯広建設業協会の萩原一利会長が「十勝をいかに良くしようかという活動をしていただきたい」と激励し、乾杯。関係者は食事を囲んで業界の今後などについて語り合った。(山田夏航)
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