卓球トップ選手の技に児童歓声 Tリーグ帯広開催記念、帯広光南小など各地で教室
卓球のトップ選手による競技教室が1日、帯広光南小学校(森下寛校長、児童数329人)で開かれた。卓球のプロリーグ「Tリーグ」の試合が20、21の両日、よつ葉アリーナ十勝で行われることを記念したイベントで、同リーグの選手による実演や体験ゲームを通し、子どもたちが競技に親しんだ。
21日に帯広で戦う「トップおとめピンポンズ名古屋」の木村香純選手や、元選手の横山友一さん(Y.Y LINK・岡山県)が講師を務めた。午前は同校4年生が参加。講師2人による高速ラリーが披露されると、子どもたちは驚きの表情を浮かべていた。体全体を大きく使ったパワフルなスマッシュには、会場全体から「よいしょー」と掛け声も上がった。
打った球で的を射抜くゲームに挑戦した児童の三好陽斗さんは、「難しそうな打ち方をできて、選手はすごかった。ゲームも楽しかった。Tリーグを見てみたい」と笑顔だった。木村選手は「思った以上に盛り上がって、こちらもすごくうれしかった。子どもたちにもTリーグの会場に来てほしい。北海道のおいしいものを食べて試合を頑張りたい」と意気込んでいた。
20日に帯広で試合をする「金沢ポート」の吉田雅己選手、Tリーグ卓球エンジョイコーチの安藤みなみさんも参加し、競技教室は3日まで十勝管内各地で行われる。(新井拓海)