耕土興論「和多田進(ジャーナリスト) 東京日記(593)フィリピンのこと、再び」
売子の女性の後を追って私たちはバスを降り、村人らしい人たちも降車した。 バス停からジャングルの中をしばらく行くと、村の広場が見えた。赤ちゃんを抱いた母親なんかが笑顔で広場に集まっている。いつの間に売子はこんな手配までしていたのか。私はゲリラをすごいと思った。「昼はマルコス、夜は反マルコス」と..
売子の女性の後を追って私たちはバスを降り、村人らしい人たちも降車した。 バス停からジャングルの中をしばらく行くと、村の広場が見えた。赤ちゃんを抱いた母親なんかが笑顔で広場に集まっている。いつの間に売子はこんな手配までしていたのか。私はゲリラをすごいと思った。「昼はマルコス、夜は反マルコス」と..