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音更産リーキ 食べて応援を 麦音で5~6日まつり パイやスープ、つかみ取り

リーキを使い試作したパンとスープの出来栄えに自信をのぞかせる(左から)杉山社長、竹中代表、小久保オーナー

 新型コロナウイルスの感染拡大で外食需要が落ち込む中、西洋野菜リーキの消費を応援しようと、5、6日に帯広市内の麦音で「リーキで元気まつり」が開かれる。竹中農場(音更町、竹中章代表)のリーキを使用し、満寿屋商店(帯広市、杉山雅則社長)のパンや市内中心部のフレンチレストラン「マリヨンヌ」(小久保康生オーナー)のスープがお目見えする。

 リーキはフランス料理に欠かせない野菜。極太の西洋ネギで、スープやグラタンなどに使う。国産のリーキはまだ珍しく、ヨーロッパなどから輸入している場合が多い。竹中農場では3月に種をまき、10~11月に収穫する。

 竹中農場では10年以上にわたってリーキを栽培。今年はコロナ禍で飲食店の利用が落ち込み、取引先の大半を占める本州で引き合いが減少。同農場のリーキを使ったピザなどを販売している満寿屋商店とマリヨンヌがコロナ禍の前から温めてきた、地元でリーキを味わい楽しんでもらうイベントの構想を具体化させた。

 イベントのために2種類の商品を試作。満寿屋商店の「まるごとリーキパイ」(1個180円)は、リーキを低温のオリーブオイルで煮て甘さを出し、パイ生地で包んだ。マリヨンヌは輪切りのリーキを浮かべたコンソメベースのスープを発案した。

 スープを両日とも先着100食限定で無料配布する予定。麦音やイベントで当日買い物した人が対象。そのほか会場では、リーキのつかみ取り(500円)やクイズラリーなどを行う。

 竹中代表は「リーキの手軽な食べ方とおいしさを知ってもらい、地元の方にも味わっていただける機会になれば」と話している。

 両日とも午前10時半~午後1時半。(本田龍之介)

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