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中札内休暇村再整備 「そら」キャピタル・ゼンリン子会社化 地方創生ベンチャー

大規模投資によるリニューアルが検討されている中札内農村休暇村(キャピタル・ゼンリン提供)

 【中札内】地方創生ベンチャー「そら」(帯広市、米田健史社長)は17日、中札内農村休暇村フェーリエンドルフを運営するキャピタル・ゼンリン(同、西麻衣子社長)の全株式を取得し、子会社化したと発表した。2年以内にフェーリエンドルフに対して5億円規模の投資を行い、施設改修や敷地内での食品加工工場の新設などを進める。西氏は取締役として米田社長らとともに経営を担う。

5億円投資 2年以内に
 フェーリエンドルフは2003年からキャピタル・ゼンリンが運営している。約32ヘクタールの敷地に、1993年築の宿泊棟44棟、レストラン、グランピングテント(10張り)などを配置している。西氏は創業者で18年に死去した西惇夫氏の長女。

 「そら」は野村証券OBで東京出身の米田氏が4月に設立。食と観光を柱に複数の事業を計画し、今回の経営統合は実質的な大規模事業のスタートになる。

そらの米田社長(左)と西氏

 契約は16日付で、株式の取得額は非公表。ゼンリンの社長は米田氏が務め、西氏はそらの取締役にも入った。ゼンリン側8人の雇用は維持した。

 フェーリエンドルフは、新型コロナウイルスの影響で一時利用が低迷。ただ密にならない環境が支持され、6月以降は平均稼働率8割以上を維持している。西氏は「父の死から2年。単なる事業継続ではなく、施設を発展させるために新たな発想やそれに基づく拡充が必要と感じた。そらはパートナーとして信頼できる」と語った。

 米田氏は「食品加工工場は最終調整の段階。体験型に対応する予定で年度内には着工したい。施設改修も計画的に進めるほか、複数のプロジェクトがすでに動いている。交通アクセスがよい休暇村を拠点に十勝で事業を拡大させたい」と話している。

 事業資金は融資に加え、近く開設する十勝産品ECサイト(ネット通販)の売り上げなどで確保する予定。来年度の年商は10億円を目指している。(佐藤いづみ)

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