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高橋体制、4期目始動 帯広商工会議所

議員総会後、28期への決意などを述べる(左から)高橋会頭、川田、曽我、野村、梶原の4副会頭、後藤議員会長、橋枝専務理事=新井拓海撮影

「スピード感持ち課題対応」
 帯広商工会議所は1日午後3時から帯広経済センタービルで第28期(11月~2019年10月)の第1回議員総会を開き、会頭に現職の高橋勝坦氏(73)=YSヤマショウ社長=を選任した。副会頭には、新たに梶原雅仁氏(60)=豆の国十勝協同組合理事長、丸勝社長=を加え、川田章博氏(64)=川田工業社長=、曽我彰夫氏(68)=曽我社長=、野村文吾氏(53)=十勝バス社長=を再任し、4期目の高橋体制がスタートを切った。

 会頭選任では、増田正二氏=帯広信用金庫会長=が「広域連携を進め、就任早々には空港の施設拡充も実現させた。中心市街地活性化事業などの課題を的確に解決できる人は他にいない」などと述べて高橋氏を推薦、会場からの拍手を受けて、全会一致で再任された。

 高橋氏は4副会頭のほか、専務理事に現職の橋枝篤志氏(66)を指名、筆頭副会頭には川田氏が就いた。また議員会総会も行われ、会長には高橋会頭から推薦を受けた後藤裕弘氏(70)=帯広ビル管理社長=も再任された。

 高橋会頭はガソリンスタンドなどを経営、24期途中の2005年7月に副会頭となり、25期から会頭に就任。帯商によると、過去、連続4期(12年)以上務めたのは、川上直平氏(任期1985~98年、故人)のみ。

 議事終了後、4副会頭らとともにあいさつに立った高橋会頭は「地域はこの数年で大きく変わる。道内空港の一括民営化や旧ヨーカドービル再開発問題など課題が大きく立ちはだかっている。スピード感を持ち、足元の課題に一つひとつ取り組んでいきたい」と語った。

 この日は議員全85人中、委任状も含め75人が出席。冒頭、出席議員に高橋会頭から当選証書が手渡された。(佐藤いづみ)


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