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夜間、悪天候時のヘリ飛行実験実施

実験に使用されている「MuPAL-ε」

 【大樹】ヘリコプターが夜間や悪天候時にも安全に飛行するためのパイロット支援技術の研究で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは10月31日から、大樹町多目的航空公園を拠点に実験用ヘリコプターでの飛行実験を行っている。

 JAXAは2008年度から民間企業とともに、ヘリコプターのコックピット内に地形データなどの飛行情報を表示するシステムを研究。同システムが確立すると、災害救援や捜索救助などの緊急時に、夜間でも安全に飛行できるようになるという。

 大樹での実験は昨年に続いて2回目。今回はJAXA飛行技術研究センターの舩引浩平リーダーら10人ほどが来町し、10日までJAXAの実験用ヘリコプター「MuPAL-ε(ミューパル・イプシロン)」(全長12・2メートル)を使って実施している。

 31日の1回目の飛行実験では、大樹町から広尾町までの上空を1~2時間飛行する間、コックピット内で地形データの有効性を確認した。舩引リーダーは「今年の成果を踏まえ、来年は難易度の高い低空飛行に挑戦したい」と話している。(佐藤圭史)

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